9月7日の日記 目黒子ども虐待裁判
一日弁当屋にて仕事をこなしていく。
弁当屋は病院の清掃とは違って始まりが11時スタートなので朝刊配ったあとは
少しゆっくりできる。
とっても今日はバタバタする。
先日からの目黒の子ども虐待裁判の母親の裁判の報道をチェックしたり新聞の社説のチェックなどをこなしていく。
産経とハフポストのネット版が裁判の状況を詳細に書いている。
裁判での母親の状況 結愛ちゃんの死にいたる経緯が事細かく書かれていたのはネットのおかげである。
母親について母親の裁判の状況が弁護士のアドバイスによるもの、厳罰を望む声があるがどのなのであろうか。
夫 父親に心理的に支配を受けている状況では母親は父親の命令に従うしかなくなる
他の選択が持てなくなるのは、ナチスなどを読んでいるとありえないことではない。
今の母親の状況は、父親の支配から解放されて我に戻った状況である。
それよりも結愛ちゃんの死を無駄にしたくない、風化させないためにはどうあるべきかを考えなくてはと思う。
9月4日の日記
午前中はブログなどの書き物をこなしていく。
夕刊をこなして塾の仕事をやっていく。
実力テストなどがあったので生徒に問題を持ってこさせて見直しをやっていく。
英語は単語力の弱さが目立つ。
あと、並び替えなどの文の構造を問われる問題ができていないところが多い。
これは例文などを通じて文法ができていないことを意味する。
今後の授業の課題が見えてくる。
問題集の問題を解いているだけではわからない部分がテストを通して生徒の現状が見えてくる。
鹿児島の子ども虐待の件、昼過ぎの児童相談所の会見を聞きつついつものことながら行政の限界といつものことながら連携がうまくとれていないことが見えてくる。
この手の事件を見るたびに世間は児童相談所に丸投げしている節がある。
調べていけば児童相談所が限界を超えて対処しているのが現状です。
民間でできることを模索して、そのうえで行政との関連性をどうしていくか考えていかなくてはならない。
季節柄か夕方にゲリラ豪雨に遭う。
9月 国立小劇場 文楽公演
九月は東京の国立小劇場で文楽の公演がある。
第一部に心中天網島、第2部は日向嶋と酒屋は好企画である。
第一部の心中天網島は近松の晩年の作品で近松の筆の冴えが見えてくる。
初期の曽根崎心中のように二人の思いが心中という形で完結されるのではなく、その周囲の人々も二人の恋に巻き込まれていく、周囲に二人が心中に追い込まざる得ない状況がうまく描かれている。
主人公のひとり紙屋治兵衛は恋人の遊女小春、妻のおさんのふたり義理立てに追い詰められていく。恋がどうのこうのというよりもふたりの間に板ばさみにあっていく。
小春とおさん このふたりが同じタイプの人ゆえ、治兵衛の苦悩が深まっていく。
文楽では河庄 紙屋内 歌舞伎では時雨の炬燵にあたる、大和屋 道行と通していくので小春 おさん 治兵衛が人物像が見えてくるのでいいです。
小春を和生 おさんを勘彌 治兵衛 勘十郎 孫右衛門 玉男
河庄 奥 呂勢太夫 清治
紙屋内 奥 呂太夫 團七
大和屋 咲太夫 燕三
今の文楽のベストをそろえたところです。
第二部は日向嶋
日向嶋は源氏打倒のため、日向に島流しになった悪七兵衛景清のもとに身を売った娘が一目と会いに来るが景清は拒絶する。娘の事情を知った景清は嘆き苦しむ。
景清 俊寛にしろ、自らの手で崩壊させてしまった家族、コミュニティを再生されることの困難を知った時の当事者の絶望 苦悩がよく描かれている。
景清を玉男 娘糸滝を日向嶋は蓑助が演じる。
酒屋
酒屋は茜屋半七と女芸人美濃屋三勝の心中に取り残された家族の模様を描いた作品。
半七の妻お園のくどきで有名であるが、店の外で半七と三勝が心中で暇乞いする中で
店の内ではお園はじめとする新たな家族の再生が垣間見る この対比が見どころかもしれない。張った乳を娘に含ませたくてもできない三勝など語りがよくできています。
これに道行がつく。