tatsuro1973の日記

歌舞伎、文楽、落語を中心に古典芸能について綴ろうと思います。それと日々の暮らしについてもです。

9月9日の日記 渋沢栄一 台風15号 目黒の子ども虐待裁判

未明に東京に台風襲来。

記録的な暴風雨。

去年は関西でこの手の台風にあって台風の恐ろしさを知る。

月曜日は新聞休刊日でゆっくりできると思ったが朝から病院の清掃。

行く間際になるとバタバタする。

夕刊をこなして中央図書館で本を借りる。

本を読まねば、週2冊は読んでいきたいとは思っている。

再来年の大河ドラマ渋沢栄一を主人公にした「晴天を衝け」に決まる。

主演は朝ドラ「なつぞら」で天陽くんを演じた吉沢亮さん。

興味深い。

夜はネットで産経やハフポストの目黒の児童虐待の裁判のレポを読んでいく。

親たちへの怒りだけでは児童虐待は終わらない。

再来年が楽しみである。

9月7日の日記 目黒子ども虐待裁判

一日弁当屋にて仕事をこなしていく。

弁当屋は病院の清掃とは違って始まりが11時スタートなので朝刊配ったあとは

少しゆっくりできる。

とっても今日はバタバタする。

先日からの目黒の子ども虐待裁判の母親の裁判の報道をチェックしたり新聞の社説のチェックなどをこなしていく。

産経とハフポストのネット版が裁判の状況を詳細に書いている。

裁判での母親の状況 結愛ちゃんの死にいたる経緯が事細かく書かれていたのはネットのおかげである。

母親について母親の裁判の状況が弁護士のアドバイスによるもの、厳罰を望む声があるがどのなのであろうか。

夫 父親に心理的に支配を受けている状況では母親は父親の命令に従うしかなくなる

他の選択が持てなくなるのは、ナチスなどを読んでいるとありえないことではない。

今の母親の状況は、父親の支配から解放されて我に戻った状況である。

それよりも結愛ちゃんの死を無駄にしたくない、風化させないためにはどうあるべきかを考えなくてはと思う。

 

9月6日の日記

病院の清掃 夕刊とこなしていく。

夕刊を配り終えてしばらくして梅田に髪を切りに行く。

ここは予約制でちいと値段が張るがゆっくり時間を過ごすのにはいい。

このごろは夜はあまり食べないにしているためか夜中に低血糖がよく起きる。

どうにかしていかないと。

9月5日の日記 

病院の清掃 夕刊 塾の仕事をこなしていく。

木曜日から金曜日にかけてはスケジュールが詰まっている。

今週は大気が不安定で時折夕立が来る。

夕刊を配る最中で起きるので疲れる。

今、目黒の虐待の裁判が行われ、状況が明らかになりつつある。

父親の「しつけ」という名目で虐待をエスカレートしていった経緯に何なのかという

思いがつのる。裁判の経緯を見守っていきたい。

琉球新報の社説で丸山穂高議員の戦争発言を取り上げる。

どうもこの頃は政治家の器の軽さが際立っている。

背景にある教養の軽薄さも同様に見えてくる。

9月4日の日記

午前中はブログなどの書き物をこなしていく。

夕刊をこなして塾の仕事をやっていく。

実力テストなどがあったので生徒に問題を持ってこさせて見直しをやっていく。

英語は単語力の弱さが目立つ。

あと、並び替えなどの文の構造を問われる問題ができていないところが多い。

これは例文などを通じて文法ができていないことを意味する。

今後の授業の課題が見えてくる。

問題集の問題を解いているだけではわからない部分がテストを通して生徒の現状が見えてくる。

鹿児島の子ども虐待の件、昼過ぎの児童相談所の会見を聞きつついつものことながら行政の限界といつものことながら連携がうまくとれていないことが見えてくる。

この手の事件を見るたびに世間は児童相談所に丸投げしている節がある。

調べていけば児童相談所が限界を超えて対処しているのが現状です。

民間でできることを模索して、そのうえで行政との関連性をどうしていくか考えていかなくてはならない。

季節柄か夕方にゲリラ豪雨に遭う。

9月 国立小劇場 文楽公演

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九月は東京の国立小劇場で文楽の公演がある。

第一部に心中天網島、第2部は日向嶋と酒屋は好企画である。

第一部の心中天網島近松の晩年の作品で近松の筆の冴えが見えてくる。

初期の曽根崎心中のように二人の思いが心中という形で完結されるのではなく、その周囲の人々も二人の恋に巻き込まれていく、周囲に二人が心中に追い込まざる得ない状況がうまく描かれている。

主人公のひとり紙屋治兵衛は恋人の遊女小春、妻のおさんのふたり義理立てに追い詰められていく。恋がどうのこうのというよりもふたりの間に板ばさみにあっていく。

小春とおさん このふたりが同じタイプの人ゆえ、治兵衛の苦悩が深まっていく。

文楽では河庄 紙屋内 歌舞伎では時雨の炬燵にあたる、大和屋 道行と通していくので小春 おさん 治兵衛が人物像が見えてくるのでいいです。

小春を和生 おさんを勘彌 治兵衛 勘十郎 孫右衛門 玉男

河庄 奥 呂勢太夫 清治

紙屋内 奥 呂太夫 團七

大和屋 咲太夫 燕三

今の文楽のベストをそろえたところです。

第二部は日向嶋

日向嶋は源氏打倒のため、日向に島流しになった悪七兵衛景清のもとに身を売った娘が一目と会いに来るが景清は拒絶する。娘の事情を知った景清は嘆き苦しむ。

景清 俊寛にしろ、自らの手で崩壊させてしまった家族、コミュニティを再生されることの困難を知った時の当事者の絶望 苦悩がよく描かれている。

景清を玉男 娘糸滝を日向嶋は蓑助が演じる。

酒屋

酒屋は茜屋半七と女芸人美濃屋三勝の心中に取り残された家族の模様を描いた作品。

半七の妻お園のくどきで有名であるが、店の外で半七と三勝が心中で暇乞いする中で

店の内ではお園はじめとする新たな家族の再生が垣間見る この対比が見どころかもしれない。張った乳を娘に含ませたくてもできない三勝など語りがよくできています。

前を 藤太夫 清友 奥を津駒太夫 藤蔵

これに道行がつく。