12月22日の今一生講演会in大阪に向けて 生きづらさから抜け出す。
11月から全国各地で開催されている今一生さんの講演会。
主に児童虐待の啓発の意味合いも強いが、社会起業の意味合いもある。
今回全国各地で講演会をやるため各地で中心となる主催者が何人かいるが
多くは日々の生きづらい仕組みの中で何とか生き延びているといったところ。
群馬の主催者の海津さんは長いこと親による虐待で悩まされ長いことひきこもりをしていた。岡山で主催者となったれいじさんも長いこと親による虐待を受け今も悩まされている。れいじさんとはfacebookで繋がっているが虐待の内容は想像を絶する。
あんな経験を受けてよく生き延びてきたと思うくらいである。
そんな彼女たちが立ち上がって今さんの講演会を通して自分たちの生きづらいの世の中を変えていこうとする。
これって普通の人たちが何かのイベントを立ち上げていこうとする勇気の数倍いる。
というのはこれまで親による虐待で自分を長期間にわたって否定され続けられたからである。
大阪のスタッフで同じ虐待を受けた人が大阪の講演会のスタッフとして名乗りを上げようとしても踏み出す自信と勇気がなかなか出てこなかったという。
彼らが声を挙げていかないと自分たちの生きやすい社会ができない情勢がある。
支援する人がないわけでもないが彼らでは自分たちの望む社会を作ってもらえない。
支援者って、意外と保守的で 原理主義 自分たちのことしか見ていない人が多い。
れいじさんの支援者のケースを読んでいてなるほどと思った。
自分も福祉関係の人と塾がらみのことをやったことがあるが、理念こそあれ当事者ことは見ていない、自分の理念だけで動いていると思うことが幾度かあった。
今は当事者たちが立ち上がって何かを起こす時代になっている。
SNSを使いこなせれば当事者が情報を発信できる、仲間を募ることができる。
イベントをやろうと思えば、クラウド形式で資金も調達できる。
今回の講演会、大阪も岡山、群馬 ほかの地域とSNSを駆使して運営に必要な資金を調達した。
これって海津さん、れいじさん、自分もそうなんですけど大きな自信になったと思う。
これまでお金を稼ぐって 人に雇われる 支援金くらいしなかった。
自分の力で自分たちの必要なお金を稼ぎだしたのだから。
生きづらさを感じる人、自分たちで仕組みをつくるときです。
支援者や政治家でもなく自分たち。
本当の意味で支える人も声を挙げていくことで出てきます。
失敗してもいいです。
何度もチャレンジしてでも生きやすい仕組みを自分たちで。