tatsuro1973の日記

歌舞伎、文楽、落語を中心に古典芸能について綴ろうと思います。それと日々の暮らしについてもです。

5月5日の日記 無学にて落語会

昼前に無学で落語会を聞きに行くために粉浜で待ち合わせをする。

ランチをとって周辺を散策した後で無学へ向かい落語会を聞く。

開口一番の月亭遊真の「犬の目」のあと、笑福亭鉄瓶さんの「天災」

林家菊丸「一文笛」、鉄瓶の「茶屋迎え」

「天災」は笑福亭の荒々しさが出ていてよかったです。

「一文笛」は以前から聞きたかった演目、今回聞けて良かったです。

聞きつつ林家の語り口やなと感じながら聞いていました。

トリは「茶屋迎え」

あまり聞いたことがないネタで動画で文珍さんしか動画ないことからして、

文枝系の演目かと米朝系ではほとんどかかることがない。

鉄瓶さんはよく演じていられたが色街の遊びが体に染み込まないと

奥行きが出てこない。

米朝さんならまた違ったものになっていたのかもと感じた。

後半から三味線、鳴り物が入ってはなやかな作品です。

聞きながらふと、朝ドラマ「ちりとてちん」を思い出す。

前半は東京の「木乃伊取り」とかぶるところがあったので鉄瓶さんに聞くと

違うといわれたがどうなのか気になるところです。

帰りに友人とお茶して、南森町に立ち寄りなじみの古本屋、茶屋町ジュンク堂書店

に行き本を購入する。


桂米朝『一文笛』


桂 吉朝 「天災」


【落語の語】茶屋迎い【桂文珍】