tatsuro1973の日記

歌舞伎、文楽、落語を中心に古典芸能について綴ろうと思います。それと日々の暮らしについてもです。

10月31日の日記 #身の丈発言 #萩生田文科相 #大学入試

朝刊、病院の清掃、夕刊とこなす。
今週は塾がないので自分の時間が取れるのかといえばそうはいかない感じである。
夕刊を配り終えて、母校の関学に本を借りに行く。
大学の図書館は話題の歴史や経済などの本や早く借りやすい。
あまり学生は本を読まないのだなあと実感する。
借りて、洋雑誌の書評などをチェックしていく。
借りた本で興味深かったのは作家のトーマス・マンの日記である。
淡々とした筆致で日々の出来事を書いていく。
時間をかけてじっくりと読んでいきたい。
31日の産経の社説で萩生田文科相の発言について取り上げている。
ツイートなどで教育関係者などが発言について批判を述べているが個人としてはどうなんだという実感である。
身の丈に合った学校選びを、これが教育格差と相まって批判を呼んだのであるが、大学入試にしろ、高校入試にしろ、
内申書センター試験の結果などで身の丈の学校を高校なり中学の進路指導で強いられている。
この進路指導こそ変えてほしいところである。
塾の講師をやっていて、現場と世間のずれということを感じてしまう。
国立大学の入試のやり方をこれを機会に個別に試験したほうがいいのかもしれない。
グローバルの人材、個性的な人材が求められる時代に、自分の学校の生徒を民間なり国なりに委ねるのはどうなのであろうかと
考えてしまう。
慶応などの一部の私立の難関校はどこ吹く風である。
教養や知性が求められる時代に知性の劣化、反知性がはびこっている。
現場にいてこれとどう立ち向かうか、思案である。